佐々木俊尚PRESENTS【LIFE MAKERS】

「21世紀の教養」を身につける

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【LIFE MAKERSな人々。Vol.01】

October 19, 2015 6:24 PM|INTERVIEW
 
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【LIFE MAKERSな人々。Vol.01】

 

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LIFE MAKERSでは面白い活動をしているメンバーに、佐々木さんが直接インタビューをするという新しいコンテンツを展開していきます! 

 

第一回目のゲストはLIFE MAKERS立ち上げ当初より名古屋から参加してくれている御子柴雅慶さん。

 

もともと楽天にいらっしゃった御子柴さんは、その経験を活かしシェアリングエコノミー関連やコンサルティングの会社を立ち上げられた起業家。ECとAirbnbを組み合わせたユニークなアプローチや、民泊を広めるためのクラウドファンディングなど、大変興味深いお話を聞かせて頂きました。

 

皆様ぜひともご覧になってください!

 

■ゲストプロフィール

御子柴雅慶(29)

Replace株式会社 代表取締役社長

大学卒業後の2010年4月楽天株式会社に入社。全国営業ランキング1位達成後、楽天シンガポール立上げに参画後に退職。2014年11年に独立し、Replace株式会社を設立。現在は東京・名古屋を拠点に、主にコンサルティング・制作・シェアリングエコノミーの事業に特化している。

 

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佐々木(以下、佐):今は自分で会社をやっているの?

 

御子柴(以下、御):はい、自分でやっています。airbnbのようなシェアリングエコノミーの概念を足して、時代に即した新しい切り口でコンサルティングをする業務をしています。

 

佐:コンサルって、例えばどういうことをやっているんだろう。

 

御:webサイトをゼロから作って、運用、システム構築、メディア制作・保守からアプリ制作まで全てを行う感じです。

 

佐:どういうところに力を入れているんですか?

 

御:一番力を入れているのは、お客様が満足して購入をするプロセス設計です。今、東京の某メーカーさんの仕事をしているんですけど、例えば、インテリア関連の商材だとなかなか「試すということ」が難しくて...。食べ物だったら試食できますし、ファッションなら試着できるんですが。

 

佐:確かに試しづらいし、例えば、布団とかだと、どれだけフワフワしているかって伝えにくいよね。WEB上では限界があるかも。

 

御:大量消費を狙ったマス向けのランディングページだと、過度な表現になってしまいます...。どうしたら購入者に本当に必要なものだと伝えられて、他社との差別化を計れるだろうと考えた時に、Airbnbと組み合せることを考えたんです。

 

佐:AirbnbとEC...。それはインテリアのショールーミングのようなイメージ?

 

御:まさにそのような感じです。Airbnbを運営してその部屋のインテリアを、お客さんの製品にするんです。そうすると泊まりに来た人は、実際にその商品(カーテン・クッション等)を見たり、(ラグ・タオル等)使ったり、その布団で寝ることになります。

 

佐:なるほど、さすがに一晩寝れば感触は掴めますよね。

 

御:そうなんです。それで、本当にその商品が欲しくて必要な人のみにWEBサイトの方に来てもらうという戦略です。商品を試して実際に良いものだから購入するというプロセスを踏むことで、ミスマッチなく納得して購入して頂けると考えています。

 

佐:実際に売れるんですか?

 

御:はい、お陰さまで反応はいいです。中国人のお客様も商品に満足して、家族分も購入されました(笑)。

 

佐:おお、それは凄いですね。Airbnbをそういう使い方ができると考えていくと、いろいろな可能性がありそうですよね。Airbnbの運営や代行を事業としてやっていくイメージはあるんですか?

 

御:興味はあるんですが、法律の問題とメンテナンスの部分が労働集約型になるのでスケールしづらいと思います。今のところは難しいかもしれません。それよりもまずはAirbnbや民泊を適切な法整備の元、広めていきたいという想いがあるので、フランスまで調査しにいきます。そのための「〜国境なき民泊取材団〜 これからの民泊の形をフランスで調査・レポートしたい」というクラウドファンディングも立ち上げました。

 

佐:それはどんな調査なの?

 

御:フランスで行われる「Airbnb Opun2015」に参加したり、むこうの民泊の実態を取材しに行くというものです。Airbnbに限定せずあくまで中立な立場から、様々な調査をしてくるつもりです。それをもとに民泊がいいもの? 悪いもの?を議論しながら、どうすれば適切な法整備が進むかを考えていきたいと思っています。

 

佐:それは面白そうですね。

 

御:Airbnbで検索するとバッドニュースのほうが圧倒的に多く、民泊=悪いものというイメージになってしまっています。民泊のいい部分がPRし切れていないので、Airbnb以外の第三者が民泊のいい部分をPRしていくことで、適切な法整備が進むことを望んでいます。

 

佐:大田区が国家戦略特区を利用して来年から民泊OKにするみたいで、少しずつ扉がこじ開けられつつある感じはあるけど、まだまだ日本だと可能性が見えないというね。田舎に行くと空き家がゴロゴロしているから、そういうところの集落をまるごとリノベして、Airbnbのコミュニティにすれば面白いんじゃないかな。外国人に話を聞いてみると、観光客がいないところに連れていってほしいっていうのが多い。確かに自分も外国に行くと、日本人のいないところに行きたいっていうのがある。だから都心より田舎の集落の方が喜ばれる気がしていて。

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御:それはめちゃくちゃ面白いですね!

 

佐:アイデアをそのまま使ってもいいよ(笑)。

 

御:本当に使いますよ(笑)。

 

佐:クラウドファウンディングで資金は集まっているの?

 

御:はい、お陰さまで20時間で目標金額は達成しました。今月末までやっていますので、ぜひサイトをチェックみてください。

https://www.makuake.com/project/minpaku/

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佐:もう達成しているんだ、凄い。LIFE MAKERのメンバーの皆さんにも見てもらえると嬉しいですね。

LIFE MAKERに参加してみてどうですか?

 

御:毎回めちゃくちゃ勉強になります! 個人的に興味のあるメディアやライフスタイルについてはもちろん、ECの仕事をしていたこともあり、クラシコムの青木さんの話はエキサイティングでした。そこまで企業情報をしゃべってしまって大丈夫ですか?という(笑)。

 

佐:そこはクローズドの魅力だよね。みんな意外としゃべりたいことはたくさんあるんだけど、ネットに情報が出た時に思ってもないニュアンスで拡散してしまうこともあるから、セーブしちゃうこともある...。変に加工されちゃうこともあるし...。インターネットが普及すればするほど、オープンな場所で自由にものを言えなくなるという。だからこういうクローズドの場の方が、聞きたいことをしっかり聞けるんじゃないかな。一緒に参加しているメンバーはどうですか? 同じような空気感の人が集まってる気がしていますが。

 

御:最初はすごく緊張したんですけど、話していくと同じ感覚を持った人たちがたくさんいて、すぐに仲良くなりました。そういう人たちと出会いたい、というのもありましたのでネットワークが広がるのは嬉しいですね。

 

佐:懇親会はいつもテンション高いよね(笑)。

 

御:そうですね!盛り上がりますし、普段会えないようなゲストの方と直接話せるのも貴重な機会ですよね。

 

佐:今後身につけたい知識やスキルはありますか?

 

御:シェアリングエコノミー関連は特に深く学びたいところです。それを自分がやっている事業に活かして、少しでも先進的な事例を作れればと思っています。

 

佐:シェアリングエコノミーに関しては、すごい勢いで状況が変わってきてるよね。特にサービスが新しく進化してるというよりは、意識の変化がすごい。昨日ちょうど大学の教授と話していたんだけど、今の20〜30代とその上の世代では、シェアやプライバシーの感覚が違いすぎている...。20〜30代の意見をしっかりとヒアリングしないと、これからの社会のデザインができないよねっていう。

 

御:僕らもそれは感じています。

 

佐:団塊や団塊ジュニア世代の常識で物事を考えちゃうと、次の世代が求めている社会と乖離していく恐れがある。特に日本はAirbnbのような民泊にしても、乗り物の相乗りサービスなんかにしても、いろいろな規制が邪魔してなかなかシェアリングができない...。ただ意識の部分だけは、アメリカのミレニアム世代といわれる20代と同じようになってきている感じはしていて。今後3年なり5年、もうちょっと時間が掛かるかもしれないけど、少しずつそこを埋めるような形で法整備が進んだり、ビジネスやマーケットの考え方が変わっていくと思う。

その時のために早い段階できちんとした情報や流れを知っておくことが、とても大事なことだと思います。

 

御:LIFE MAKERSの活動を通して、その部分を学んでいければと思います。

本日は有り難うございました!

 

佐:ぜひ今後も一緒に学んでいきましょう!

 

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